リースバック活用事例:離婚による住み替え時に利用したケース
近年、資金調達の手段として注目されるようになってきているリースバック。資金繰りに困った場合や、急にまとまった資金が必要となった場合などに活用されるケースが多くありますが、実はそれ以外にも沢山の活用方法があることをご存じでしたか?
今回は、リースバックの仕組みやレーベンゼストックで扱っているリースバックの活用事例を、実際の金額とともにご紹介します。
「リースバックという言葉は聞いたことがあるが、具体的な内容を知らない」
「リースバックの活用事例を知りたい」
など、リースバックについて気になる方はぜひ読んでみてください。
リースバックとは
リースバックとは「セール・アンド・リースバック」とも言われており、自宅を売却してその代金を受け取り、そのまま自宅を賃貸物件として買取主から借りて住み続ける方法です。
通常売却とは違い、売却によりまとまった金額を受け取りながら、そのまま自宅に住み続ける事が出来るのが大きな特徴です。
近年のコロナ禍や物価高騰により、住宅ローンを支払えない方が増加傾向にあります。
住宅ローンが支払えなくなった方向けの解決方法の一つとしても、リースバックが注目されるようになってきています。
また、リースバックは住環境を変えることなくまとまった資金を得る事が出来るため、離婚の際や老後の資金確保など、様々な用途で利用されています。
関連記事:リースバックを活用して離婚時のトラブルを回避!
事例概要
今回は、離婚後の住み替えのためにリースバックをご利用いただいた事例をご紹介します。
ご利用いただいたのはAさん(女性・40代)。離婚をし、娘さんと二人で生活をすることになりましたが、離婚前は元夫の扶養に入っていたため、パートでの年収が100万円ほどの状態でした。すぐに引っ越しをし、新しい賃貸を探す手間や費用を捻出するのは難しいため、リースバックを利用することにしました。
離婚時の持ち家問題にはリースバックが有効!
住宅ローン・自宅の名義者でなくても住み続けられる
離婚してどちらかが自宅に住み続ける場合、所有権を持っていない方が自宅に残ることができなかったり、住宅ローンの名義が相手方のままになっていたりといった問題が起こります。
Aさんの場合、結婚時に夫の扶養に入っていたため、パートでの所得が100万円程度という状態でした。夫名義のマンションの所有権を自分に移す場合、収入がネックとなり審査が通らないという問題があります。
リースバックであれば、住宅を売却して所有権を第三者に移してしまえるため、自宅の名義人でなくても毎月の賃料を支払いながら住むことができます。
所有問題をクリアにし、ライフスタイルを変えずに自宅に住み続けることができます。
自宅の売却金で住宅ローンを返済できる可能性がある
通常の不動産売却では、不動産仲介会社に依頼し販売活動を行うため買主が見つかるまではある程度の時間がかかります。
リースバックでは、不動産会社に自宅を買い取ってもらうため、すぐに現金化できるのが特徴です。
自宅を売却するとまとまった資金が入るため、売却額によって住宅ローンの完済ができる可能性があり、また、場合によってはそれ以上の資金を確保することもできます。
今回のAさんの場合、住宅ローンが残ったまま所有権を持とうとすると、住宅ローン契約の際にも審査が必要なばかりでなく、連帯保証人を立てなければならない場合もありますが、それらに関する懸念も解消されるのです。
退居せずに住宅ローンを返済できることは大きなメリットと言えるでしょう。
また、Aさんの場合には当てはまりませんでしたが、離婚に際して心配される事項のひとつに、教育費があります。一般的に、子供の進学のタイミングでは入学金や学費、一人暮らし資金など、まとまった金額が必要になります。
リースバックでは、査定額やローンの残額によっては、そのような教育資金を捻出できる可能性もあるのです。
引っ越し費用の負担がなくなる
通常の住み替えの場合、新居が見つかるまでの間仮住まいに引っ越すケースが多いです。その場合、引っ越しにかかる労力や費用がかかる上に、通勤手段や通勤時間が変わることを余儀なくされ、住環境の変化も大きなストレスとなりえます。
離婚による住み替えの場合は、収入の関係で今までよりも生活レベルを落とした物件探しを強いられることも多いです。
リースバックであれば、これまで住んでいた家に住み続けることができるため、自宅を売却しても引越しの必要がなくなります。引越し費用の負担もなく、心理的な負担も大きく軽減されます。
事例詳細
査定の結果、Aさんが結婚時に住んでいたマンションは3200万円で売却することができ、それにより住宅ローンを完済することができました。
今回は、売却金額のすべてをローン返済に充てたため、余剰資金はありませんでしたが、娘さんが既に20代だったこともあり、教育費などの大きな支出については心配せずに済みました。
売却後の賃貸契約は、定期借家契約で1年としました。レーベンゼストックの超短期リースバックプランを利用したため、賃料は物件の管理費と修繕積立金のみで、月々3万円と安く抑える事が出来ました。
それにより、非常に安い家賃でこれまでのマンションに住み続ける事ができ、フルタイムに移行して収入が安定するまでの間の支出を抑える事が出来ました。
パートからフルタイムへの移行は精神的にも体力的にも負担がかかります。そんな中、引っ越しをせずに自宅に住み続けられることは大きなメリットと言えます。
レーベンゼストックの超短期リースバック
レーベンゼストックとは
レーベンゼストックはリースバックやオーナーチェンジに特化した会社であり、東証プライム上場企業であるタカラレーベンのグループ会社です。
MIRARTHホールディングスグループが持つ累計約20,000件の豊富な取引実績で培った提案力を活かし、売主様の人生設計に合わせて様々なプランを提案しています。
オーナーチェンジ・リースバックに特化した買取・再販事業を行っているため、リースバックが初めての方でも安心してお任せいただけます。
レーベンゼストックのリースバック詳細はこちら
超短期リースバックとは
レーベンゼストックの超短期リースバックは、賃貸期間が最長1年以内の契約のみを対象に、賃料は物件の管理費と修繕積立金といったランニングコストのみのお支払いで住むことができるサービスです。それにより、1年間の家賃をかなり低価格で押さえる事が出来、次のステップへの準備に集中することができます。
レーベンゼストックでは、超短期リースバック以外にも、新居へ引越すときに現在の住まいでいらなくなった家電や粗大ゴミを処分するサービスがついている「おまかせリースバック」など、ライフスタイルの変化に合わせて最適なプランをご用意しています。
リースバックのことならぜひレーベンゼストックへご相談ください。