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2023年11月28日

マンション売買のプロが徹底解説!リノベーションマンションの注意点やメリット・デメリット

リノベーションマンションとは?




「リノベーションマンション」とは、中古のマンションに工事や修繕を行い、住宅としての性能や利便性を加え付加価値を高めた物件のことです。「リノベーション」の中でも、物件の骨組み部分以外の全ての箇所を改修する「フルリノベーション」と物件の一部を改修する「部分リノベーション」があります。

昨今では、マンション以外にも中古の物件にリノベーションを行い、比較的安価な費用でモダンなデザインの部屋に住まう生活スタイルへの人気が高まっています。中古物件というと「古臭い」といったようなイメージもありましたが、リノベーションによって物件が持つ魅力を最大限に引き出すことで、より価値のある物件として蘇ります。

今回は、中古マンションの売買に特化したレーベンゼストックの営業担当が、リノベーションマンションの購入を検討するにあたってどんなメリットやデメリットがあるのか、購入の際の注意点などを解説します。



この記事は、レーベンゼストックの担当 水谷がお送りします。



2019年入社。投資事業部にて仕入・販売業務を担当しています。
住宅ローンの提案を得意としています。趣味は野球とゴルフです。

リノベーションマンションを購入するメリット


リノベーションマンションには、実際にどんなメリットがあるのでしょうか。

新築よりも経済的


リノベーションマンションは、何と言ってもそのコスパの良さがメリットと言えます。一度は人の手に渡った中古物件の扱いとなりますので、同じ条件の新築マンションに比べてかなりお得に購入をすることができます。
新築と中古の価格差はエリアによっても違いますが、リノベーション物件の価格帯は新築マンションの8割程度。通常はそこに仲介手数料が加算されますが、レーベンゼストックの物件であれば、仲介業者を通さずに購入をすることができます。

リノベーション済みのため、新築のようにきれいな内装のマンションに住める


リノベーションが施された、新築のようにきれいな内装のマンションに住めることは、リノベーションマンション最大のメリットと言えます。中古物件であっても、リノベーションを行えば、内装なども新品で、畳をフローリングにするなど現代の生活様式に合わせた間取りに改装し、新築同様の部屋に住むことができます。とくに、水回りやお風呂、トイレなどは20年前後で老朽化し、買い替え時期になってしまうのが一般的です。通常の中古物件ですと、購入した時点でかなり老朽化が進んでいる…といったこともしばしばですが、水回りがリノベーション済みの物件であれば、そういった心配もありません。

値下がりが新築よりも緩やか


築年数と共に、価格が下がるのが不動産の特徴のひとつ。新築から築20年くらいまでの間は価格が値下がりを続けます。新築マンションは価値が高い分、一度購入して住んでしまうと、売却時に大きく値下がりしてしまった…などといったリスクも考えられます。
中古物件であるリノベーションマンションは値下がりが新築よりも比較的緩やかです。物件は資産となりますので、将来住み替えをするケースなども想定した場合、値下がりしにくいことは大きなメリットです。

内覧ができる


新築マンションは、建物の完成前に販売されることが多く、モデルルームや建築中の状態で実際の部屋を確認する前に購入を決めることになります。しかし、リノベーション物件なら、部屋の雰囲気や物件のコンディションなど、内覧をしてから購入の判断が可能です。部屋からの眺望や間取り、キッチン水回りのシステム、共有スペース、ご近所などの周辺環境なども含め、実際の物件を目で見て見極めることができます。


リノベーションマンションを購入するデメリット


メリットも多いリノベーションマンションですが、デメリットはどのような点があるのでしょうか。デメリットを知らずに購入を進めると、引っ越し後に思わぬ欠点に頭を悩ませることにもなりかねません。これからご紹介する以下の点もしっかりと頭に入れておきましょう。


リノベーション前の状態が把握できない


リノベーションマンションは通常、施工が終わった状況で内覧を行い、売買契約を結びます。リノベーション後にしか物件が見られないため、前の状態が把握できないのがデメリットのひとつです。たとえば、キッチンは新しくなっていても、内部の水道管が老朽化して水回りのトラブルを抱えているといったケースや、壁紙はきれいに張り替えられていても、壁の内部の躯体や配管が傷んでいることもあります。

共有部分や外装が古い可能性がある


部屋が綺麗で新しくても、共有部分や外装が古い可能性があります。機能性の部分でも外壁や共用部分はそのままの場合、実は耐久性・耐震性に不安がある物件も存在します。共用部分の管理状況、構造部分の補修の有無も含め、しっかりと確認するのが理想です。

割高の可能性がある


リノベーションマンションは、リノベーション費用を含んでの価格となっているため、実は新築の相場よりも割高になっていた、という場合もあります。リノベーションによって価格相応の付加価値がきちんと付与されているのかによっても、割高かどうかの判断は変わって来ます。近隣の相場と比べてどうなのか、リノベーションによって住居としての機能が高くなっているのかなど、総合的に判断する必要があります。

リノベーションマンションを購入する際の注意点



最後に、リノベーションマンションを購入する際の注意点です。マンション購入後に後悔することがないよう、十分に確認しておきたいポイントを解説します。

管理体制がきちんとしているか確認する


マンションの管理体制がきちんとしているかは、実際に居住するうえで重要なポイントとなります。管理会社が実際にどれくらい管理業務を行えているのかを把握せずに入居し、トラブルや共有部分の修繕に応じてくれなかったといったケースも存在します。管理会社の規模や実績などを事前にしっかりと確認することをおすすめします。

共有部分や外観、設備も含めて物件を確認する


先述したように、施工業者や販売業者によっては、耐久性や安全性に不安のある物件もあります。築年数が古くても、正しく改修すれば新築同様に暮らせる物件もありますが、見た目を改修しただけの物件が販売されていることも残念ながら事実です。販売業者や施工業者がどのような会社なのか、実際にどのような施工が施されたのか等を確認しましょう。

相場を確認する


「実は高い買い物だった…」と後悔しないためにも、気になる物件がある際は周囲の物件の相場を確認することをおすすめします。築年数、立地条件、リノベーションによって付与された価値など、様々な観点から総合的に判断してから購入を進めましょう。

リノベーションマンションを検討するならレーベンゼストックへ!



今回は、リノベーションマンションを購入する際のメリットやデメリット、注意点について解説してきました。
管理体制や施工状況など、確認すべきポイントがあるとお伝えしましたが、物件の購入自体が初めての場合は、どうやったら確認できるのか?どのような条件であれば安心して住める物件と言えるのか?など、分からないことも多いですよね。

レーベンゼストックは、東証プライム上場企業であるMIRARTHホールディングスのグループ会社です。マンションの買取再販に特化している、いわば中古マンションのプロとしての目線から、どのような物件であれば安心してお客様に住んでいただけるか?という厳しい基準を満たした物件のみを取り扱っています。

自社で買取を行った物件に、その物件の魅力を最大限に引き出すリノベーションを施した上で再販を行っているため、どのような施工を施したかはもちろん、買取前の状態や管理体制に至るまできちんとご納得いただいた上でご購入いただけます。

豊富な不動産売買の取引実績を活かし、資金計画の相談にも対応しています。初めて物件を購入される方は、ぜひレーベンゼストックにご相談ください。